「私が塩麹を作り続ける理由|発酵と暮らす日々の中で」

塩麹を作り続ける理由 おすすめの道具・食材

塩麹との出会いは、体調のゆらぎから

数年前、なんとなく体が重くて、肌やお通じの調子もすぐれない時期がありました。
そのときに出会ったのが「塩麹」。
麹の力で素材がおいしくなる、体にもやさしい――そんな言葉に惹かれて、すぐに試してみました。


塩麹は、手間なく作れて、毎日使える

塩麹のいいところは、作るのが本当に簡単なこと。
材料はたったの3つだけ:

  • 米麹(乾燥麹)

ボウルで混ぜて、保存容器に移し、1日1回まぜながら常温で1週間。
これだけで、とろっと甘くて塩気まろやかな万能調味料ができます。


よく使っている3つの使い道

いまでは冷蔵庫に常備していて、こんな風に使っています:

◎ お肉やお魚の下味に

塩麹に漬けるだけで、驚くほどやわらかくジューシーに。
塩だけよりも旨みが増して、仕上がりに深みが出ます。

◎ 炒め物やスープの塩代わりに

塩麹は「塩+旨み」が入っているので、味つけがしやすく失敗しにくい。
炒め物に小さじ1加えるだけでも、味がびしっと決まります。

◎ ドレッシングやディップに

オリーブオイル+酢+塩麹で簡単ドレッシング。
発酵のコクがプラスされて、野菜をたっぷり食べたくなります。


発酵の“育てる感覚”が、心にいい

塩麹を混ぜるときの感覚が、私はとても好きです。
ほんの少しの変化を毎日観察する――その時間が、忙しさの中で“自分に戻る”時間になっています。

「発酵は生きているもの」
そう思うと、台所の風景も、少しあたたかく感じられるのです。


まとめ:塩麹は、やさしく整える調味料

塩麹は、体にも、味にも、台所にもやさしい存在。
発酵初心者さんにもぴったりの調味料です。
もしまだ作ったことがない方がいたら、ぜひ一度試してみてくださいね。

塩麹作りに使っている道具をご紹介します。

▶ 密封できて発酵が進みやすい【セラーメイト保存瓶】
▶ 正確に塩を計れる【デジタルスケール】
▶ 塩は【粟国の塩】を使っています。まろやかな味に仕上がります。

それぞれ、以下のリンクからご覧いただけます♪

セラーメイト 密封びん 1L

タニタ デジタルスケール KD-320-WH(0.1g~3kg対応)

粟国の塩 250g ×3袋(釜炊き/沖縄の自然海塩)


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発酵料理家・木村幸子
からだにやさしいレシピと、お菓子と小さな教室「トロワ・スール」を発信中。
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